大人の社会科見学に行って来ました。渋谷にあるベンチャーで、ネット・クリーニング屋さんです。説明会・座談会という会で、プロコミットが運営していたようです。
場所
渋谷の会社のオフィスでした。天井が高くて、配管が見えてるタイプの、今どきな感じがするオシャレなオフィス!ただ、トイレを占める時の音がバタン!!とフロア中に響いて、毎回ビックリしました。。
参加者
定員は15名の説明会で、多分満席だったと思います。
エンジニア志望の方は私を含め3名。私以外の2名はフリーランスの方でした。フリーランスのエンジニアさんって、結構居るんですね。
そういえば、昔一緒に仕事をしていた中に、「フリーになる!」って辞めていった人がいたなぁ。あの頃は、ランサーズとかもなかったから、大変だったろうに。元気かなぁ。。話を聞いてみたいもんです。
説明会の内容
まず社長さんから、
- 起業の経緯
- 事業内容の説明
- なぜネットクリーニングをやっているのか?
- どうやっているのか?
などの説明がありました。約1時間かけて丁寧にしてくださった印象です。
情報の一部は、ネットなどに出ているものと重複していましたが、やっぱ目の前で話されているのを見るって言うのは、文章にはない”何か”がありますよね。ライブってやっぱ良いよね、みたいな。ちなみに、社長さん、偉人を目指していると公言されていたのですが、とても謙虚で親しみやすい印象をうけました。
市場分析や、業界動向などは、とてもロジカルに説明してくださいました。そして実業務の話し。ネット×リアルを標榜されているのですが、リアルの部分はとても泥臭さいものだ、と言うことを話てくださいました。クリーニング業界は、職人肌だったり、クレーム産業だったり、難しい所が多いようです。
ネットxリアルは難しい。だからこそ、チャンスがあるのだと。
なるほどです。「もう少し聞かないと、分からない」部分も多々ありましたが、概して納得できる説明で、とても勉強になりました。で、その後、人材部の方より求める人材の説明がありました。概して共感できる内容でした。
座談会
開発志望で集まって、開発のリーダーさんと話をさせていただきました。その方自身も最近入社されたそうで、
- なぜこの会社に来たのか
- その方が感じているこの会社での開発の印象、大手との違い
- スピード
- 守備範囲の広さ
- 自分の責任
- やってやろう感
- 実際にどんなモノを作っているのか
- ユーザ側のフロントエンドと、工場側のバックエンド
なんかを、質問ベースで話てくださいました。これは参考になります。実務が少し見えたのも、良かったです。でも、ほとんど質問できんかった…。
色々感想
起業家の方々って
根本から考え方が違うんだなと思いました。まず、”起業”ありきなんですね。「なんかやってやる!」っていう。眩しいです。で、次に何が商売になるか?を考える。言ってみれば、やる事はポリシーに合致するもので商売になるものであれば何でも良い、みたいな。
いろんなパターンが有るんだと思うのですが、IT系のベンチャーはこのパターンが多い気がします。
カヤックの人が「何をするかより誰とするか」というような話をしているのも、同じようなマインドを感じました。ちょっと違うかな・・・。
ただ、ポリシーは重要ですよね。そこに共感した人たちが集まるんだろうし。
わたくしゴト
「何をしたいか?ではなく、どんな人と仕事がしたいか?」を重視する考え方が、アリだと思える様になってきたコトが収穫でした。ややこしいですね。。。
私は決してクリーニングの仕事がしたいわけではない。でも、この一生懸命な人達に惹かれる、ってのは、アリだと思えてきているってことです。この感覚になるまで、結構時間がかかりました。でも、文章にすると、当たり前に感じますね…。
ただ、惹かれておいてなんですが、、座談会で実務が見えて、少し腰も引けました。一緒に話を聞いた方々がWeb系だったってのもあるのですが、久しぶりに、弱っちい自分が前面に出てきて、質問はできないし、自信はなくなるし…。自分でも、少し意外な反応でした。。でも、新しいコト、見えないモノに不安を感じるのは正常な反応な気もします。もっと、見えてくれば不安も減るはず。。
もう少し、行動しながら相手のコトを知ったり、少し先の自分/遠い先の自分について妄想してみたいと思います。