VMWare Player を使っていて、ゲストOSからのネットワークアクセスが遅かった時の対処メモです。
当方の環境
- OS:Windows7 64bit
- VMWare Player 6.0.3
こちらを参考にさせて頂きました。
https://www.eisbahn.jp/yoichiro/2012/04/vmware-workstation-network-too-late.html
ホント、辛かったので、助かりました。
やる事/TSO(TCP Segmentation Offload)をOFFにする
TSO(LSO Large Send Offload ともいう)ってのは、TCPパケットの処理の一部をCPUに代わってネットワークカード(NIC)にやらせることで、CPUの負荷を減らそうって仕組みらしいです。
これがVMWareを使うときに上手く行かないらしい。詳しい原因は、ちょっと分からんです。
で、これをOFFにすると、VMWare からネットワークにアクセスする際の妙な遅延がなくなります。
→TSOの恩恵にあずかれなくなるので、何か副作用がありそうな気もしますが、、今のところ目に見えた副作用は出ていません。
手順
システムの復元ポイントを作る
一応、心配なので、システムの復元ポイントを作っておきました。
復元ポイントを作成する
TSO(TCP Segmentation Offload)をOFFにする
使っているマシンによって、設定は異なるようです。場合によっては、レジストリで変更する場合も。私の環境では、幸いUIから設定変更が出来ました。
- スタートメニューより、コントロールパネルを開きます
- ネットワークと共有センターを開きます
- ローカルエリア接続のリンクをクリックします
- プロパティボタンをクリックします
- 構成ボタンをクリックします
- 詳細設定タブにある
一括送信オフロード v2(IPv4)
を無効にします
これで、完了です。
確かにVMWareでのネットワークアクセスでもたることはなくなりました。
結構、くらってたんですよねー。もっと、早く手を打てば良かった。。。
コメント
覚えてましたらお聞きしたいことがあるのですが、
TSOは、仮想マシンとホストマシンのどちらをOFFにすればよろしいでしょうか?
以上、よろしくお願いします。