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「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

読書メモ。 「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術: 齋藤 孝: 本 私には、とても読みやすかった。 検索と、本を読むこと、人と話す事の違いをといてくれたり、 ただ読む、ただ話すのではなく、共感し、批判する、など知識を自分のモノにするヒントが沢山ある。 批判を先立たせない、快であることが脳のパフォーマンスと高める 3色ペンの使い方 集中前に構える ペンのノック音 30分区切りの手帳 ノートの取り方 アンテナを貼れば情報が勝手に集まってくる 自分の経験を元に、語られる内容は、僕はとにかく音の出る3色ボールペンが好き、など、度々根拠が非科学的になるが、私自身が共感出来る所が多く、私には読み易かった。なんだろう、波長があうってだけなのかもしれない。 色々なヒントがある。気に入ったモノを採用すればいいんじゃないかと思う。私が取り入れる事にしたことは、以下の3つ。 3色ボールペン ノート 手帳

トウキョウソナタ

現実に押しつぶされ、非現実に打ちのめされ、そしてまた現実をやり直す。そんな家族の物語。 2008年 監督:黒沢清 主演:香川照之/小泉今日子 少し前に読んだ本、 「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 の冒頭に、この映画の概要が出てきた。 -- リストラされた事を隠し、威厳を保とうと必死な父親。そんな父を表面上は敬いつつ、蔑む家族。息子の一人は給食費を使い込みピアノを習い、もう一人は大学をさぼってティッシュ配り。母は再び家族をつなげようとするもうまくいかず、心がはなればなれに成る家族。その家族が・・・。 -- というような感じ。ちなみに、この本自体は、『今の日本は絶対的な評価基準(たとえば宗教とか)が無いから、コミニュケーションばかりが人としての評価基準となっている → 身近な輪の中での承認を重視してしまう(承認不安) → 周囲に迎合してしまい、世界が狭まっている → もっと自然の価値観(善・徳)をベースに自立したら楽に生きれるよ?』的な内容(だったような気がする)。賛同はできるけど、「著名な哲学者の理論もアイヒマン実験も、全て私の提唱する承認欲求が根本にある」 という強引な流れが好きになれなかった。自分には難しかっただけかも。。 でも、この映画に出会えたのは、とても良かった。 ありふれた風景からはじまり、いきなり現代の闇を描くドキュメンタリーのような重苦しい感じへ。 そして、役所広司が出てくる辺りから一転。現実的な話から、何やら演劇、というか喜劇を見ているかのような感じになり物語が一気に展開。「4年後・・・」で始まる最後のシーンは涙が溢れそうに成る。 エンドロールには音楽が無い。それが、よりこの映画の雰囲気を印象づける。 この映画は、配役がとてもいいと思う。中でも小泉今日子の母親役がいい。「動」の香川照之と「静」の小泉今日子。一歩引いた母親を演じる小泉今日子がほんとに良い。何かに「夫婦が最高のハマリ役」と書いてあったが、まさにという感じ。そして日常のありふれた風景が、何気なくおしゃれに表現されているのもいい。 最初から最後まで、”地味”なのにどんどん惹きつけられる。シリアスなのにコミカル。 そんな、不思議でいい映画でした。

松田さくら祭り

朝、思い立って「 まつだ桜まつり 」へ行ってみた。妻がTVでみたらしい。 場所は東名大井松田インターから5分の松田山ハーブガーデン。ただし、5分というのは「いつもなら」の時間で、桜まつり中はインター降りたらすぐ渋滞。ちなみに東名も青葉インターで乗ってから海老名くらいまでずっと渋滞。12:00頃大井松田についたが、臨時駐車場に入るまでに12:30になっていた。 臨時駐車場からは、シャトルバスが松田山ハーブガーデンまで出ている。距離にして5km位だろうか。歩けない距離では無いだろうとのことで歩くことに。 臨時駐車場への看板は出ていたが、松田山ハーブガーデンへの看板は出ていない。奥に見える山肌の河津桜に向かって、人の波に乗って路地裏を歩いて行く。この路地裏がちょっと風情があって少しテンションが上がる。  東名の下をくぐると、桜まつりの入り口が突如現れる。この階段を登るのか・・・、と言った感じで少し人溜まりが出来ている。我々もここで一呼吸。 少し登ると、早速サクラがお出迎え。もう少し登ると、、おっ?と思う。ちょっとしか登ってないのに、景色がどんどん変わっていく。 そして、気がつくと桜のトンネルの中に。満開の河津桜。人が多いのは少し気になるが、それでも今までの渋滞や、お腹が減っている事も忘れて自然と笑顔が溢れる。 サクラの下には菜の花も咲いている。なかなかきれいだ。 そして、20分ほど登り、ついに松田山ハーブガーデンについた。満開の桜に気分が高揚し疲れは特に無い。 芝生のスペースにシートを広げて外で昼ごはんを食べるのだが、多少混んでいる。屋台が出て、焼きそばなどを売っているが、1時の時点でカナリの物が売り切れ。ちょっとした串焼きにも行列。。多分テレビに出たせいで客のキャパが超えている感じがする(我々含め)。 でも、桜は十分楽しめたし、私は満足でした。眺望がとても綺麗だったので、さくら祭りじゃないときに来てもいいかも。

ドッグトレーナーがやってきた#3 おすわり

3回目のドッグトレーナーがやってきた。今回のお題は、 「これから気温が上がるので、窓を開けるようになる。そうなるとハッピーの無駄吠えが増えると予想されるが、それを防ぎたい。」 そして、このお題に対応するトレーニングについて、トレーナーと我々の間で協議がなされる。 トレーナー: 「今はハッピーに注意を促す罰として、無視をしているが、もっと違った罰(例えば音とか)で注意を促す方法をやりましょう。」 我々: 「子供が真似をしてしまうので、できれば乱暴な事などはしたくないです。」 トレーナー: 「では、頭を使うトレーニングをやりましょう。疲れていると、興奮しづらく成ります。運動するに越したことは無いけど、頭を使うトレーニングは家の中でも出来ます。」 というわけで、今回はおすわりのトレーニングをする事になった。ちゃんと話をしてトレーニングの内容を決められるのは、とてもいいと思う。 お座り 手にドライフードを一粒握る ハッピーの鼻の上らへんにかざす( 犬は頭を上げると、腰が下がりやすく成る ) おしりが床についたら、褒めながら餌を上げる この時に餌を積極的に取りに来たら「あっ」といって、餌を上げるのをやめる 最後までお尻を上げなければ、餌をあげる お座りはできないと思っていたハッピーが、トレーナーの先生の前でいとも簡単におすわりをする。むしろ餌を持ってなくてもお座りしてくる(ただ、これは、ちょっとずる賢い証拠らしい。そんな時は、褒めてあげるだけで、餌はあげない)。いつ見てもこの光景は全く不思議。先生は、犬の気持ちがわかるんですね、羨ましい。 我々がやってもお座りしてくれた。数日たった今では餌をあげなくともお座りしてくれるまでに成った。よしよし、この調子で頑張っていこうな、ハッピーくん。

パブリック

パブリックが生み出す力。 Facebookをはじめたとき、シェアするって行為は何なんだろう?っていうのが漠然と疑問だった。そんなときにBRUTUSを読んでいて、たまたまこの本を見つけたので図書館で予約して借りてみた。 この本は、パブリックにすることの強力なメリットを教えてくれる。個人の場合、シェアすることで集合知の恩恵を受けられる。病気になった事をパブリックにする事で、経験者のアドバイスが受けられる事はとても心強い。企業の場合、パブリック・透明性はユーザの信頼につながる。透明性は誠実さを高める。マーケティングにも有効で、パブリックであればユーザのニーズを直接聞く事ができる。政府も隠蔽に注力するより公開を原則としたほうが効率も信頼も上がる。ということが、膨大な取材と著者の経験から切々と語られる。 インターネットの巨大企業がパブリックな個人情報をかき集めている事についても言及してる。そこにはプライバシーの問題が付きまとう(ドイツはプライバシーの意識がとても高いらしい)。でも、プライバシーを守り、クローズドになるよりも、オープンでいることの方が遥かにメリットが大きいと教えてくれる。沢山の例を添えて。たとえば、Googleはインフルエンザについての検索の分布を調べる事で、どこの地域でインフルエンザが流行しているかを、タイムリーに予測する事できる、とか。(そうか、Googleには、もはやそんな力があるのか・・・。) そして、著者はインターネットのパブリックな力を、グーテンベルグ印刷機になぞらえて考える。グーテンベルグの印刷技術は書籍やニュースの流通を劇的に変え、知を民衆の物にした。それは、ルネサンスの拡大につながり、宗教改革の下地にもなった。インターネットのパブリックな力も、アラブの春という革命を引き起こした。今も、その変革の時の中にいる。パブリックな力が、これからどう世の中を変えるかは、分からない。ただ、このパブリックな力は守らなければならない。政府や国家が規制してはならない。ユーザが守らなければならない、と著者は訴える。 正直、自分が求めていたものとはちょっと違う内容だった。でも、とても勉強になった気がする。知らなかった有名なWebサービスをいくつか知ることができた。Facebookでシェアするときのちょっとした心構えも教えてくれた。 あと、この本に出てき

ドッグトレーナーがやってきた#2

2回目のドッグトレーナーがやってきた。とは言っても、この回は私は立ち会えなかったので妻からの伝聞。 トレーニングは1時間。トレーナーさんが家にきて、ペットの状態をヒヤリングしながらトレーニング内容を決めていく。 この日は、妻の「子供を抱っこすると犬が飛び掛ってくる」という困り事に対応するためのトレーニングを実施。 現象 : 子供を抱っこすると飛び掛ってくる 原因 : 抱っこはハッピーにとって安心出来る場所。 それを取られたと思うのでは? ということで、トレーニング内容は以下に決定。 ハウストレーニング→ハッピーにとって安心できる場所を別に作る  リラックスポジション→興奮してしまった時に興奮を抑える 現象から原因を分析し、対応を考える。どんな仕事でもやることは一緒なんですね。 1.ハウストレーニング ハウスにはハッピーが好きな匂いの物を入れる(妻のエプロンと私の枕カバー) ハッピーが見ていない所で、ハウス内におやつを入れる ハッピーがハウスに入ったら、ハッピーに気づかれないように、ハウスの隙間等からおやつを入中に入れる 要は、「ハウスに入ってると、なんかいいことがあるぞ?」とハッピーに思わせたいのだ。ただ、3は相当難しい。先生はひょいと上手にやるらしいが、私は未だにできない。トレーニング後の数日は、ハッピーが自主的にハウスに入っていてビックリ!でも、最近はまた入ってない。。継続は難しい。 2.リラックスポジション 犬の背中を人のお腹につける形で抱える 犬の至る所をゆっくりナデナデする 早く動かすと興奮してしまうので、調教する時に人間側がゆっくり動くのは基本らしい。犬の瞬きがゆっくりになり、目がトローンとしたら成功。そのまま一緒に寝るのも良いとのこと。これまた、先生がやるとすぐにトローンとしてくるが、我々がやってもなかなか上手くは行かない。何なんだろうな。。 以上で、2回目のトレーニングは終了。相変わらず、優しい感じのトレーニングなのがありがたい。ハッピーも心なしか落ち着いてきたような気がする。これからのトレーニングも楽しみだ。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

~いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる~ ちょっと前に、Amazonに進められて読んだ本。図書館で借りてカバンに入れたままにしていた。図書館から督促の連絡が来てしまったので、ちょっと目を通してから返そうと思ってページを開いたところ、予想外に面白くて最後まで読んでしまった。 内容は、※自己欺瞞に陥る(これを「箱」に入るという)と負の連鎖になって、結果、自分にトラブルが帰ってくるから良くないよ、という自己啓発本。 ※自己欺瞞 自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。自欺(じき)。 小説仕立てに成っていて、上司と部下/夫と妻/親と子の具体的な人間関係に置き換えて語られる。文章も柔らかく、とても読みやすい。主人公自体が、本で主題にしている理論を懐疑的に見ているという設定も、読み手側が入り込みやすい理由なんだろうと思う。 自分が箱に入ると相手も箱にはいる 箱に入っているときに、しても無駄なこと 相手を変えようとすること 自分の行動を変えようとすること 他の人々に抵抗するのをやめたとき、箱の外に出ることができる 仕事、家族との関係の中で思い当たるモノがある。この本を読んでから、「あ、今箱に入っているな」と少し意識出来るように成った気がする。そんな時は”しても無駄なこと”はしないように気をつけている。 人間関係に行き詰まっているとき、周りが見えなくなっているときに、改めて読み返してみたいと思う。

ドッグトレーナーがやってきた#1

我が家にドッグトレーナーがやってきた。お願いしたドッグスクールのポリシーが 人にも犬にも優しい方法であること とあるだけあって、とても感じの良い方だった。 この日はカウンセリングのみ。ペットの生活環境についてのヒアリングをしつつ、ハッピー(犬の名前。マルチーズとミニチュアダックスのミックス。2才半)が吠えたりしたらその場で基本的な対処法の指導をしてくれる。こちらの質問にも丁寧に回答してくれる。なるほど、と思える回答、対処法をしてくれるので(プロだから当たり前かもしれないが)とても信頼できると感じた。 今回のカウンセリングで指摘された大まかな点としては、 犬の言いなりにならないこと(吠えられても付き合わない) 遊ぶときは、こちらから声をかける 何かが上手にできたらほめる(ちょっとでいい) ハウスを用意してあげる これ以外にも色々と教わったが、ハウスも扉は閉めないでいいとか、ベッド/ソファーもそこを占領するのでなければ別に乗っても良いとか、指導に厳しい感じが(今日の所は)しなかったので、こちらも受け入れ易かった。今後のハッピーとの生活がより良いモノになるのであれば、と思い(そう思えた)、来週からトレーニングお願いすることに成った。 http://wellbe-dog.com/school/

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